通算8アンダー、首位に3打差の4位タイで最終日を迎えた小祝。2番パー4で幸先よくバーディを奪ったものの4番をボギーとし、その後はスコアカード通りのプレーが続いた。
「風が強かったし、不安だった」
中盤でのプレーをそう振り返った小祝。だが、他の上位陣も思うようにスコアを伸ばせない。そして、首位タイで迎えた15番パー4。前日よりティイングエリアが30ヤード以上前に出され、ピンまではおよそ240ヤードと距離はないものの、右に池、左はOBが待ち構える。リスクを避け、多くの選手がレイアップする中、
「それまでティショットの調子がよかったので」
と小祝が迷わず手にしたクラブは『スリクソン ZX5ドライバー』。そのティショットはやや右に出たものの、グリーン右手前のラフまで運んだ。そして、そこからの20ヤードのアプローチを1mにつけ、これを決めてバーディ。ついに単独トップに立つ。
さらに小祝は、続く16番パー5でも攻勢をかける。ピンまで残り75ヤードの第3打を約3mにつけると、これも見事に沈めて連続バーディ。この時点で後続を2打引き離すと、難しい最終18番も2mのパーパットを決めてパーをセーブ。通算10アンダーでホールアウトすると、そのまま後続を振り切り、鮮やかな逆転優勝を飾った。
『スリクソン ZX5ドライバー』と同様、勝負どころでの連続バーディを演出したのが、小祝が今年から使用するNEW『スリクソン Z-STAR XV』だ。強風が吹くタフなコンディション下でも、飛距離だけでなく、すぐれた直進性と安定したスピンコントロール性能を発揮し、3日間・54ホールでわずかにボギーが2つという圧倒的な安定感を誇った小祝を支えた。
この勝利により、小祝の2020~2021シーズンの獲得賞金は1億円を突破し、賞金ランキングでもトップに躍り出た。2021年の戦いはまだ序盤である上、全試合出場を公言している小祝だけに、目標として掲げる「賞金女王」に向け、このあとどこまで勝利を積み重ねるのか、本当に楽しみだ。
《小祝さくら選手の使用ギア》
■ ボール:NEW スリクソン Z-STAR XV
■ ドライバー:スリクソン ZX5(9.5°)
■ フェアウェイウッド:スリクソン ZX(#3、#5)
■ ハイブリッド:スリクソン(#4)
■ アイアン:スリクソン(#5~PW)
■ ウエッジ:クリーブランド(48°、50°、58°)
■ キャディバッグ、ヘッドウェア、グローブ、アンブレラ:スリクソン
※プロ選手は製品を個別にカスタマイズして使用している場合があります。
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