3日目に2アンダー「69」でラウンドし、2位に1打差の通算9アンダー・単独トップで最終日を迎えた勝。その立ち上がりは1番、2番のパー4で続けてパーオンを逃したものの、ともに4~5メートルのパーセービングパットを沈めると、ここから勢いに乗った。
3番、5番のパー5をいずれもバーディとすると、7番パー4でこの日3つめのバーディ。ハーフターン直後の10番でも〝OKバーディ〟を奪い、2位との差を3打に広げ独走態勢に入った。さらに勝は、13番、14番でも連続バーディを奪うと、この日5アンダー「66」の通算14アンダーでホールアウト。2位に6打もの大差をつけて圧勝した。
戦いの舞台となった烏山城カントリークラブ(二の丸・三の丸コース)の、小さく、傾斜が強いグリーン。さらに決勝ラウンドで厳しさを増したピンポジションがプレーヤーたちを苦しめ、最終日にアンダーパーをマークしたのは、勝を筆頭にわずか4人だけ。そんな難コースを相手に、勝は筋力トレーニングによって大きく伸びた飛距離に正確性を加えたティショットをアドバンテージに、3つあるパー5すべてでバーディを奪取。他のホールでも、セカンドショットを高弾道の球で攻めると、4日間トータルで1位を記録した巧みなパットで着実にチャンスをものにした。そんな〝飛んで曲がらない〟勝のゴルフを、究極の〝飛んで止まる〟をめざして開発されたNEW『スリクソン Z-STAR XV』が強力にサポートした。
アマチュア時代、「日本ジュニア」(16歳1か月)、「日本女子アマ」(16歳10か月)、「日本女子オープン ローアマ」(17歳3か月)と、それぞれのカテゴリーで頂点を極めてきた勝。今回、23歳3か月という若さでナショナルオープンを制し、史上3人目となる〝日本女子タイトル4冠〟 という快挙も達成した。2020~21シーズンの獲得賞金額も自身初の1億円の大台に乗せた勝。終盤戦を迎えたツアーでのさらなる活躍に大いに期待したい。
《勝みなみ選手の使用ギア》
■ ボール:スリクソン Z-STAR XV
■ ドライバー:スリクソン ZX7(9.5°)
■ フェアウェイウッド:スリクソン ZX(#3、#5)
■ ハイブリッド:スリクソン ZX(#4)
■ アイアン:スリクソン ZX5(#5)
■ アイアン:スリクソン ZX7(#6〜PW)
■ ウエッジ:クリーブランド RTX ZIPCORE(50°、54°、58°)
■ キャディバッグ、ヘッドウェア、グローブ、アンブレラ:スリクソン
※プロ選手は製品を個別にカスタマイズして使用している場合があります。
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