3日目に4アンダー「67」をマークし、2位に4打差をつけ通算11アンダーの単独トップに立った畑岡。「朝は緊張していた」というものの、1番パー4で10mのバーディパットを決めると、前日までと同様の好調なプレーでバーディラッシュを披露する。
4番、5番で連続バーディを奪取。続く6番はボギーとしたものの、7番でバウンスバックのバーディを奪い、2位を5打引き離して折り返した。
バックナインに入ってからはパーが続いたが、15番パー5では、好調のパットが再び冴えを見せる。このホールでツーオンに成功した畑岡は、残りおよそ10mのイーグルパットを見事に沈めガッツポーズ。今大会3度目となる「67」をマークし、通算15アンダー、2位に5打もの大差をつけて圧勝した。
今季初のトップ10フィニッシュを、優勝という最高の形で実現させた畑岡。まだ序盤戦で、メジャー4試合を含め25試合を残す今季の米国女子ツアーで、栄冠を積み重ねる姿を楽しみに待ちたい。
なお、畑岡のほか、5打差の単独2位にハンナ・グリーン(オーストラリア)、8打差の3位タイに朴 仁妃(韓国)、ミンジー・リー(オーストラリア)が入賞と、〝Teamスリクソン〟が今大会を席巻した。
《畑岡 奈紗選手の使用ギア》
■ ボール:スリクソン Z-STAR XV
■ ドライバー:ゼクシオ エックス ツアーモデル(8.5°)
■ フェアウェイウッド:スリクソン ZX (#3)
■ ハイブリッド:スリクソン ZX (#3、#4)
■ アイアン:スリクソン(#5〜PW)
■ ウエッジ:クリーブランド(50°、54°、58°)
■ キャディバッグ:スリクソン
■ ヘッドウェア:スリクソン SMH1130X
■ グローブ:スリクソン GGG-S028
■ アンブレラ:スリクソン GGP-S006
※プロ選手は製品を個別にカスタマイズして使用している場合があります。