第1ラウンドで3位タイと好発進を見せると、単独3位、そして単独2位と日ごとに順位を上げたブラドリー。通算13アンダー、トップを1打差で追ってスタートした最終ラウンドでも安定したプレーを見せる。
5番パー3でこの日最初のバーディを奪いトップに並ぶと、続く6番パー5でもバーディ。単独首位に立った。さらに折り返し後の11番パー4でもバーディ。通算16アンダーまで伸ばし、後続との差を広げた。
しかし、14番パー5をこの日初めてのボギーとすると、16番パー3でも1つスコアを落とし、首位タイに並ばれてしまう。
2018年にツアー4勝目を挙げて以降、パットの不調もあり、勝利から遠ざかっていたブラドリー。だが、昨シーズンは2位タイを最高に6度のトップ10フィニッシュを果たし、今季の自身の初戦でも5位タイ入賞と、復調の気配を見せていた。
そうして迎えた今大会で見事な復活優勝を遂げたブラドリーのギアに対する要求に、『スリクソン Z-STARシリーズ(プロトタイプ)』をはじめとするスリクソンのボールやクラブが、高次元の性能で応えた。
シーズン序盤で勝利を飾ったブラドリーの今季のさらなる活躍に期待したい。
なお、今大会では、同じスリクソン契約のアンドリュー・パットナムが最後まで優勝争いを演じた末、2位タイに入る健闘を見せた。
また、同週には、国内男子シニアツアー「トラストグループカップ佐世保シニアオープンゴルフトーナメント」をプラヤド・マークセン(タイ)が逆転で制し、同ツアー史上2人目の3週連続優勝という快挙を達成。そして、ABEMAツアー(男子下部ツアー)今季最終戦「ディライトワークス JGTO ファイナル」では、大堀 裕次郎が今季2勝目を挙げ、逆転で同ツアー賞金王を獲得。さらに、ステップ・アップ・ツアー(女子下部ツアー)「日台交流うどん県レディースゴルフトーナメント」で櫻井 心那が先週に続き勝利し、同ツアー新記録となるシーズン5勝目を飾るなど、〝Teamスリクソン〟が各ツアーを席巻した。
《キーガン・ブラドリー選手の使用ギア》
■ ボール:スリクソン Z-STARシリーズ〔プロトタイプ〕
■ アイアン:スリクソン ZX5(#3〜#5)、スリクソン ZX7(#6〜PW)
■ ウエッジ:クリーブランド RTX ZIPCORE (52°、58°)
■ キャディバッグ、ヘッドウエア、グローブ:スリクソン
※プロ選手は製品を個別にカスタマイズして使用している場合があります。