国内女子ツアーの今季第28戦「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」。大会は悪天候により2日目の競技が中止となり、最終日はインコースの9ホールのみをプレーする27ホールの短縮競技となった。
第1ラウンドで7バーディ・ノーボギーの「65」をマークし、2位に1打差をつけ単独トップに立っていた安田 祐香。最終日も強い雨の中でのスタートとなったが、11番パー3で約10mのロングパットを沈め、この日最初のバーディを奪う。さらに13番パー4で第2打を1.5mにつけると、このバーディパットを決めて後続との差を広げた。その後、雨により競技は1時間半中断。安田は、プレー再開直後の15番パー3をボギーとしたものの、ここから今大会で終始好調だったショットが冴えを見せる。
16番パー4では、ドライバーでフェアウェイをキープすると、残り131ヤードを9番アイアンで狙い、ピンの手前30cmにつけるスーパーショット。楽々バーディを奪った。続く17番でも、フェアウェイからの第2打で、グリーン左奥のピンを果敢に攻め左3mにつけると、スライスラインを見事に読み切ってバーディ。さらに後続を引き離した。
2位と4打差で迎えた最終18番パー5はボギーとしたものの、この日4バーディ・2ボギーの「34」、通算9アンダーでホールアウト。2位に3打差をつけ、悲願だったツアー初優勝をホステス大会で飾った。
「雨の日はランが出にくいので、みんなが同じ条件で戦える。チャンスはあると思った」
と振り返ったように、安田はティショットでフェアウェイを確実にキープすると、精度の高いアイアンショットでピンをデッドに狙った。さらに、今シーズン好調のパットも決まり、今大会最多となる11個のバーディを奪った。そんな安田の女王にふさわしいゴルフに、『スリクソン Z-STAR ♦️(ダイヤモンド)』をはじめとするスリクソンのギアやクリーブランドウエッジが、その高いパフォーマンスで貢献した。
プロ5年目、ツアー出場133試合目にして、ついにつかんだプロ初の栄冠。
「(今大会で)最後までいい戦いができて、すごく自信になった」と語る安田が、その自信を武器に、今後勝利を積み重ねていくことを期待したい。
なお、今年の安田の優勝により、今大会は一昨年の山下 美夢有、昨年の岩井 明愛(スリクソン・ボール契約)に続き、ダンロップ契約プロが3連覇を達成。また、2位タイに岩井 千怜(スリクソン・ボール契約)が入り、TEAMスリクソンとして1・2フィニッシュを果たした。
《安田 祐香プロの使用ギア》
■ ボール:スリクソン Z-STAR ♦️(ダイヤモンド)
■ ドライバー:スリクソン ZX5 Mk II (10.5°)
■ フェアウェイウッド:スリクソン ZX Mk II(#3、#5)
■ ハイブリッド:スリクソン ZX Mk II(#4、#5)
■ アイアン:スリクソン ZX5 Mk II(#6〜PW)
■ ウエッジ:クリーブランド RTX 6 ZIPCORE(48°、52°、58°)58°のみMY RTX(マイローテックス)バージョン※
■ キャディバッグ:ゼクシオ GGC-X159L
■ ヘッドウェア:ゼクシオ
■ グローブ:スリクソン GGG-S028
■ アンブレラ:ゼクシオ
※契約選手はカスタマイズされたギアを使用していることがあり、販売していない場合があります。
※MY RTXは、クリーブランドウエッジのバックフェースの刻印の色やデザインを選べる特別注文システムです。安田プロは、バックフェースデザインが通貨のウエッジを使用しています。
一方、国内男子ツアーの今季第17戦「パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ」。平田 憲聖は首位タイで決勝ラウンドに進んだものの、3日目を終えてトップと2打差の通算18アンダー・2打差の2位に後退した。
そうして迎えた最終日は、1番パー5で幸先よくバーディを奪ったものの、その後はスコアを伸ばせない。だが、9番パー4をバーディとすると、12番まで怒涛の4連続バーディ。さらに14番パー3ではティショットを1.5m、15番パー5では2オンに成功して3打目を1mに寄せて連続バーディを奪う。そして上がり3ホールはスコアカード通りにプレーし、この日ボギーなしの7アンダー「65」、大会記録を3打更新する通算25アンダーでホールアウト。終わってみれば、逆転した上に2位に3打差をつけて快勝した。
直近の4試合で3勝と圧倒的な強さを見せる平田のショットメークを、特にアイアンですぐれたスピンコントロール性能を誇る『スリクソン Z-STAR ♦️(ダイヤモンド)』がサポートした。
念願だったという地元・関西での初優勝を飾り、賞金ランキングでトップを快走する平田のさらなる活躍に注目だ。
《平田 憲聖プロの使用ギア》
■ ボール:スリクソン Z-STAR ♦️(ダイヤモンド)
※契約選手はカスタマイズされたギアを使用していることがあり、販売していない場合があります。