住友ゴムグループの(株)ダンロップスポーツマーケティングでは、これまでスリクソンブランドで発売していたテニス用グローブを、2021シーズンからダンロップブランドで全モデル新規ラインナップします。自分の力と意思をラケットに伝える唯一の接点である「グリップ」の環境を確実にするため、とにかく機能を最優先。これを使う「意味」を実感していただける自信作です。

新規ラインナップは、非常に需要の大きいレディスモデルが、デザイン＆タイプ別に10タイプ。さらに他メーカーではほとんど消えてしまったメンズグローブを2タイプ、「必需品よ！」「なくなっては困る！」というユーザーの期待に応えて充実ラインナップしました。またグローブが苦手な方のために、手甲型のハンドカバーも用意しています。

まず充実のレディスモデルについて説明していきましょう。まず手のひら側の素材によって大きく２タイプに分かれます。まず、薄くてソフトなファブリックの「ナノフロント・タイプ」と、本格プレーヤーが好む、吸い付くようにガッチリ握れる「シリコンプリント・タイプ」です。

【ナノフロント】とは、帝人フロンティア（株）が開発した超極細スーパーファブリックで、その繊維の直径は、わずか「700ナノメーター」という超ファインポリエステルナノファイバーです。繊維表面には、ナノサイズの凸凹があり、その表面積は通常の繊維の数10倍。その凸凹が大きな摩擦力を発生させるので、スベリにくく、ズレにくく、フィット感が高いのです。【ナノフロント】の特徴は、
１. 滑りにくい
２. 吸汗拡散＆クーリング……超極細繊維の毛細管現象による。スポーツウェアにも最適
３. しなやかで肌に優しい……通常のポリエステル繊維の1/20万というしなやかさ
４. 薄くても透けにくい……生地の隙間をナノサイズ繊維が埋めるのでバリア機能あり
５. 遮熱効果……熱を伝える近赤外線を反射して、帽子や傘に使えば熱射病から保護
６. 拭き取り効果……いわゆるマイクロファイバーが汚れをかき取る
７. 濾過効果……繊維間の超密さと、繊維自体の吸着性
このように【ナノフロント】は、衣料・インナー・帽子・傘・フィルター・拭き取りクロスなどで大好評であり、グローブや機能性インナー、サポーターなどには、まさにうってつけと言える繊維素材なのです。

弊社製テニスグローブでも以前から使用しておりますが、ゴルフグローブでも定評があり、雨天のゴルフでも「濡れるとグリップ力が増す！」と大人気です。真夏のテニスコートで汗をかいても滑らない、むしろグリップ力が増加します。

このタイプには、フルカバー型、ネイルスルー型、ハーフフィンガー型の3種がラインナップされ、また、好みによって、手のひら穴あきタイプ、穴なしタイプもお選びいただけます。

（全て女性用）

【レディス】グローブ〈ネイルスルータイプ〉（両手セット）
3,630円 （税抜価格 3,300円）

甲側の生地は「UPF 50+」の旭化成アドバンスの【レイプロテクトプラス】を採用し、日焼け対策はバッチリ。しかも、手首の裾を長くし、ウェアとの境目で手首が露出して日焼けしないような設計になっています。


また、ベルトには柔軟な「面ファスナー」を採用し、その形状も意識せずにきれいにとめれるよう面積や角度にこだわりました。そして「ベルトをとめるのは邪魔くさい！」という方のために、ベルト無しモデルもフルカバー型とネイルスルー型を用意しました。このモデルはおしゃれな柄物で数量限定でラインナップします。

いっぽう、手のひら側にシリコンプリントが施され、滑り止め効果を追求した「シリコンプリント・タイプ」もラインナップしています。この生地の内側（手のひらに接触する側）は、プロテイン加工されているので、手に優しくフィットします。こちらもフルカバー型、ネイルスルー型、ハーフフィンガー型と、お好きなタイプをお選びいただけます。

（女性用）

（男性用）

すぐ手に豆ができる、皮がむけるなどのお悩みがある方も、一度テニスグローブをお試しください。手のひらが保護でき、また、グリップが汗で滑らず、快適にプレーできます！

過去には多くのメーカーが販売していた「テニス用グローブ」ですが、近年では女性プレーヤーの日焼け防止「だけ」に目を向けた商品が多くなり、本来の「なぜグローブが必要か？」を考えたアイテムがなくなってしまいました……ダンロップ以外では……

ダンロップは、野球やゴルフ、アメリカンフットボールや自転車競技など、確実に「握る」ためのアイテムとしてグローブを考え、そしてそれは男性にも必要とされるものであるとして、今日も、テニス用グローブメンズモデルを製造販売しています。

グリップについていろんな悩みを抱えている男性プレーヤーに、非常に重宝がられており、たとえ莫大な需要がなかろうとも、「テニスメーカーの務め」として、作り続けています。先に説明した「シリコンプリント・タイプ」のフルカバー型とハーフフィンガー型の２機種を揃えておりますので、もしも店頭にない場合でも諦めずに、ショップに取り寄せ依頼してくだされば、手にすることができるまずです。どうか、あなたにとってベストなグリップ環境を積極的に構築してください。　

■グローブの詳しい情報は下記HPをご覧ください！
https://sports.dunlop.co.jp/tennis/products/acce/gloves/

自分も使ったことがありますが、なかなかオールシーズンに使えるものです。もちろん両手セット。手のひら側は「セーム革調」でしっとりしていて、甲側は伸縮性が高い生地のため、指が細い人にも太い人にも、適度なテンションでぴったりフィットしてくれます。冬は防寒にも役立ってくれるし、夏は汗を吸ってくれるので、汗っかきの人の滑り止めに役立ってくれます。

「グローブが汗を吸ってくれるのはいいけど、すぐに汗クサくなっちゃうでしょ？」と言われましたが、手の甲側の生地は、吸水速乾性が高くて、おまけに消臭効果があるので、使うたびに洗濯しなくても、イヤな匂いはしてきません（個人差はあるでしょうけど）。

調べてみると、この生地は 旭化成アドバンスという会社の「レイプロテクトプラス」というものだそうで、紫外線カット機能がスゴいらしいんです。まぁ、男性にとっては「腕は日焼けしてるのに、手先は真っ白！」なんてのは、あまりカッコいい話じゃありませんが、そういう高機能素材を使っているとのことです。

話は逸れますが、紫外線プロテクトのアイテムに「SPF」とか「PA」、「UFP」という記号が付けられていますが、あの意味を知っていますか？

地上に到達する紫外線には「UVA」と「UVB」とがあり、「UVA」は肌の奥まで達してシワやたるみの原因になり、「UVB」はシミやそばかすの原因になる紫外線です。「UVB」に対する表示が「SPF」で、「UVA」に対する表示が「PA」です。つまり「お肌に塗るもの」に示される記号が「SPF」とか「PA」など。

じゃあ、「SPF」「PA」に続く数値って何なの？
それは、紫外線を遮る効果ではなく、「紫外線の影響を受け始める時間の差」です。「SPF 1」の日焼け止めを塗って屋外にいたら、約20分ほどで日焼けし始め、「SPF 25」で8時間、「SPF 50」で16時間も日焼けを防ぐことができます。また「PA」のほうは、「＋」の数で効果を段階評価、「PA＋ 〜 PA＋＋＋」と記します。

これらとは別に「UPF（Ultraviolet Protection Factor）」は、「衣類が紫外線からどのくらい肌を守ってくれるかを表わす、紫外線保護係数」のことです。数値は「15～20」「25～35」「40～50+」の3段階に分かれていて、こちらも「日焼けするまでにかかる時間のを表わします。

肌に紫外線を「10分間」浴びてできた日焼けの程度が基準で、「UPF 50」 だと「10分間 × UPF 50＝500分」。つまり、その服を着ていると、同じ程度の日焼けをするのに50倍の時間がかかる……50倍も紫外線を通さない、ということです。ちなみに「UPF 50+」というのは、「UPF 50以上」のことです。

さて、ダンロップ【シリコンプリント グローブ】に話を戻しますが、紫外線防御効果は「UPF 50+」と、最高レベル。そして品名にあるとおり、手のひら側には力の入るポイントに、厚めのシリコンプリントがびっしり。おかげで男性のスウィングでも、グリップが滑りません。

汗、滑り止め、日焼け……すべてに対策が打たれ、同モデルのレディス版には「ネイルスルータイプ」もラインナップ。夏に使えるテニス用グローブについては、男性は肩身が狭いようですが、「あまり売れないから……」と簡単に放り出さないダンロップには感謝状ですね。

今年でフォートは誕生から60周年を迎えました！
そこで日頃の感謝の気持ちを込めて「フォート60周年キャンペーン」を4月1日～9月30日の間で開催いたします。
毎月豪華賞品が抽選で当たるキャンペーンですので、是非ご応募ください。
詳しくは下記よりご確認ください。

キャンペーン参加店にてダンロップストリングをご購入いただいたお客様を対象に、張替え料金を店頭税込価格から550円分（税込）割引する「CHANGE TO DUNLOP（ダンロップストリングへのチェンジ）店頭キャンペーン」を2021年4月9日（金）から2021年5月9日（日）まで実施します。
この機会にダンロップのストリングを試していただき、自身のプレースタイルや好みに合わせて、最適なストリングを見つけてください。