住友ゴムグループの(株)ダンロップスポーツマーケティングは、テニスを中心としたラケットスポーツを展開し、ダンロップをご愛用くださるテニスプレーヤーのために、「ご満足いただける製品を届けたい!」「快適なテニス環境を整えるお手伝いをしたい」という心で、あらゆる製品を取り扱っています。今回は、ダンロップが「求めているプレーヤーのために」販売し続けているロングセラー『シリコンプリントグローブ』を、あらためて紹介します。「機能優先・高品質」というダンロッププライドを象徴するアイテムです。
アウトドアでテニスをする女性プレーヤーが、かならずと言っていいほど持っているのが「テニス用グローブ」ですね。顔はメイクで紫外線対策できますが、手にメイクするわけにもいかず、日焼け止めクリームを塗っても、汗のため落ちやすいですから、日焼け防止のために「手の甲を覆う」ことは欠かせません。
いまや男性でも「美白」が美徳とされている時代で、夏に限らず、屋外コートでのサンプロテクトは常識となっています。でもグローブを着用する多くの男性が目的とするのは「しっかりグリップ」のため。汗っかきのプレーヤーは、グリップテープだけでは心許なく、グローブによって対策を講じます。
でも、テニス用グローブは、ほぼすべて「女性用」で、男性プレーヤーのサイズ設定もありませんし、なにしろデザインが女性向けです。
そんななか、テニスブランドで唯一、通年使用できる男性用テニスグローブを製造販売しているのがダンロップ。【シリコンプリントグローブ】は、手のひらと指の「グリップに重要な部分」に徹底したシリコンプリントを施し、手とグリップとの一体化をサポートするロングセラーモデル。
そして手のひら側にはシリコンプリントがびっしり。ですから肉球みたいな孔はありません。男性用は指先まである「フルロングタイプ」と、第二関節までの「ハーフタイプ」の2種類。また女性用では、これに「ネイルスルータイプ」を加えて3種類のラインアップです。
ご心配には及びません。手の甲側の素材には、最高レベルのUVブロック素材である旭化成アドバンス株式会社の『レイプロテクトプラス』を使用していますので、手の美白も保たれます。
この生地素材は「UVカット99%以上」を示す「UPF50+」という、ハイレベルなUVカット機能と、汗によるニオイを軽減してくれる消臭機能を備えた高機能素材です。いろんなテニス用グローブのカタログを見ていただけるとわかりますが、スペックの中に「UVカット」という文言はあっても、具体的にどれだけの機能を備えているかまで記載されている例はほとんどありません。ダンロップが「素材メーカーまで公表」するのは、自信を持って「信頼いただける素材」を使っているからです。
紫外線ブロックの効果を示すのに「SPF○○」とか「PA○○」といったアピールをしているのを見たことがあるでしょうが、具体的にどういうことか、ご存知ですか?
SPFとは「Sun Protection Factor」の略で、UV-Bに対する防止効果を示すものです。SPFとは、日焼け止め化粧品を塗ったとき、塗らない場合に比べて何倍の紫外線を当てると、翌日に肌がかすかに赤くなるかを数値化したものです。SPFは20~50、さらに50以上の場合は「50+」と表示され、数値が大きいほどその防止力が高まります。
PAとは、「Protection Grade of UVA」の略です。こちらはUV-Aに対する防止効果を示すものです。PAは「PA+」「PA++」「PA+++」「PA++++」という4段階で表示され、「+」の数が多いほど防止力が高まります。
ただ「SPF○○」や「PA○○」は、化粧品による日焼け防止効果の測定数値であって、繊維製品での紫外線遮蔽率は『UPF』=紫外線保護指数(UV Protection factor)によって表わします。UPF値は「素肌のまま20分程度で肌が赤くなる紫外線量を基準」とし、日焼けしてしまう時間の長さで、日焼け防止効果を示すのです。たとえば「UPF30」は、日焼けを始めるまでに「基準の30倍の時間(10時間)がかかってしまう」ということを示しています。
紫外線遮蔽率 90%で「UPF15」ですが、その上に「UPF15」「20」「25」「30」「35」「40」「45」「50」「50+」という9つの格付け値があり、数字が大きくなるにつれて遮蔽能力が高くなります。ということは、【シリコンプリントグローブ】の「UPF50+」は「基準の50倍超」(約16.7時間)という、紫外線遮蔽能力の「最高値」と示すわけです!
このように「たしかな素材でプレーを支える」ダンロップの質実剛健なテニス用グローブを、ぜひお試しください。ダンロップはつねに、みなさんのテニスに寄り添った製品作りに務めています。
現在、NEW「LX」シリーズをご購入いただいた方に「シリコンプリントグローブ」をプレゼントするキャンペーンを実施中です。
そうなって直面するのが「サイズ変更」です。そして「???」って思うのが、「Lサイズ」よりも1サイズ大きい「LL」「XL」「O」ですよ。
これって「どう違う」んですか?
「XL」って、なんか「LL」よりも大きそうなイメージがあり、「O」はさらにデカそうとか、はっきりしないじゃないですか。まさか、いい歳して真剣に調べるなんて思ってなかったんですけど、あれこれ探ってみると……「どれも同じ」っていうんです。
なら、なんで同じ表記にしないんだぁ!
と、怒鳴ってみても、いまさらしょうがないので、黙って受け容れるしかありません。
ということで、いろんなテニスウェアブランドのカタログを眺めていると、ビックリ表記と出会うことに……
まあだいたい S・M・L・O(LL・XL)で、それ以上にデカい人のことは関知していません。だから「めっちゃ背が高い」「みんなよりはるかにふくよか」な人は、日本のテニスウェアを着ることができないんですが、ダンロップアパレルには「XO」「2XO」という記載があるんですよ!
すぐに、このコラムを担当してくれている、とってもキュートな担当女史に問い合わせたんです。
「本当にこんなサイズまで作っているの?」
そしたらすぐに「間違いなく作っています。ただ数は多くはないので、早い者勝ちってことになりますけど……」
いいよ、いいよ! 早いとこ買っちゃいましょ。
ダンロップでは昨年から「オーバーサイズシリーズ」として、通常よりも「ゆったりとした」「大きめの」「ゆとりのある」アパレルを展開していて、巨漢に理解ある姿勢を示してくれてるんです。
もちろん店頭でって場合には「お取り寄せ」になるでしょうけれども、ダンロップには「XO」「2XO」があります(アイテムによってはない場合もありますが)。お近くのショップから脚注取り寄せしてもらえばいのですが、手間どっていると売り切れちゃうかもしれないので、『ダンロップ公式オンラインストア』を使って、ダイレクトで購入するのがいちばん確実ですね。
そしてさらに嬉しいのが、カタログの最後に記載されている『SIZE TABLE』というサイズ表記表です。
サイズ表記には「仕上がりサイズ」と「ヌードサイズ」というのがあって、たいがいのメーカーは「仕上がりサイズ」記載。ウェアの各部の仕上がり寸法が記載されてるヤツですけど、そんな数値を見ても、こちとら仕立て屋じゃないんだから、よくわかんない。
いっぽうダンロップアパレルの『SIZE TABLE』は「ヌードサイズ」って方式で、「身長」「胸囲」「ウェスト」サイズで、各ワイズが割り当てられているスタイルです。サイズチャートは、もちろん「きわめて一般的な体型」を基準にしていますが、細身で高身長の方は「身長」を参考にし、ちょっとふくよかな方は「胸囲」「ウェスト」の数値に注目すればいいわけです。
とくに「L」か「O」か「XO」か、はたまた「2XO」か? ッて方は、「ウェスト」数値で見当が付くので、とても便利な表記法だと思いますよ。
松尾高司氏
おそらく世界で唯一のテニス道具専門のライター&プランナー。
「厚ラケ」「黄金スペック」の命名者でもある。
テニスアイテムを評価し記事などを書くとともに、
商品開発やさまざまな企画に携わられています。
また「ダンロップメンバーズメルマガ」のサポーターも務めてもらっています。
この度、ダンロップテニスでは、ラケットスポーツの公式アプリを8月20日にリリースいたしました。
今後は、メールマガジンで配信してまいりましたコラム等をこのアプリ内で告知してまいりますので、ぜひダウンロードいただければと思います。
引き続きご愛顧賜りますよう、お願い申し上げます。