MEMBER INTERVIEW

社員インタビュー

さまざまな経験を糧にし、愛される商品づくりに役立てたい

企画

ゴルフ販売企画部 2005年入社

森 康浩

Mori Yasuhiro

多角的な視点をもって
販売計画と実現を担う舵取り役

販売企画は「自社商品をどこで・どのように・どれくらい販売するか」を計画し、戦略を立てて実行する業務です。いかに売れる仕組み・仕掛けを作り出すか、広告やイベントの内容はどうするか。それらを関係部署と連携を取りながら進めています。製品自体は親会社の住友ゴム工業が開発しているのですが、市場リサーチの結果などをもとにした我々の意見をクラブ企画へフィードバックすることもあり、若干ですが商品企画の要素もありますね。必要な専門知識は、業務の中で蓄積していくのと同時に、社外のマーケティング研修も受講しています。会社もそうした取り組みを推奨し、援助を惜しまない方針ですので、気兼ねなく自分自身のレベルアップに励むことができます。

直接会って話すことを、
あえて
これからも大事にしたい

仕事ではコミュニケーション、私の場合は特に直接の対話を重視しています。これは取引先も含めてですが、仕事はあくまで「人対人」というポリシーがあり、デジタル環境の発達で便利になったからこそコミュニケーションをおろそかにしたくないためです。当社も会議はほとんどオンライン実施ですし、チャットもメールも、もちろん利用します。ただ、悪気はなくても文面だけで“冷たい印象だな”と思ってしまうこともあり、やっぱりすれ違いが起きやすいと思うんですよね。仲間同士だからこそ齟齬をなくしたい。その点、私はメッセージと併せて電話や対面で直接会話し、自分の意思を伝えつつ相手のリアクションを聞くなど、前段階でコミュニケーションをとるようにしています。自分がいまの部署に来て1年経ちましたが、まだ関わりが薄い人もいる。だからこそ話しかけることで、次は向こうも私に話しかけやすくなるでしょうし、対話こそ円滑で逆に効率的なんだという思いがあります。相手は忙しくて話しかけられたくない、本当は鬱陶しいかもしれない(笑)。それでも僕は、あえて会話しに行きます。

引き継ぐべき財産と、
変革の意志が同居する会社

ダンロップスポーツマーケティング(DSM)は50年の歴史があり、伝統を大切にしながらも時代の変化に適応している会社だと思っています。さっきも対話という切り口から人のつながりについて話したんですけど、ビジネスもそうだと思います。お取引様にも、かなり昔からお付き合いがある、本当にうちの会社を育ててくれたような企業もあれば、新しい企業もある。その両方を大事にしながら営業活動を行っている点は、当社のすごくいいところだなと思います。それはもう何にも代えがたいものですが、一方で時代とともに変わらなければいけないこともあるでしょう。
いま私が担当しているゼクシオブランドも、2000年に登場してから今年で24年、13代目になりました。そこには積み上げてきた歴史とテクノロジーがしっかり詰まっている、他社にはない商品。ゴルフクラブで、1つのモデルがこれほど継続した例はほぼないんです。しかも第一線でずっと活躍し、売れ続けているクラブなので、そこはもう胸を張って言えるところだと思っていますね。

量販店で培われた
スピード感と販売予測能力

分岐点となった仕事の1つは、広域量販店の本部業務を担当したことです。一括商談後、その商品が全国の店舗に展開されるのですが、取引規模の大きな量販店は動く商品数も金額の桁も違います。一番のギャップはスピード感ですね。それまでとは異なり、半年から1年ほどの計画に応じ先読みして動かなければならない。付いていけるようになるまで努力もしましたし、正直大変でした。しかし予見しながらも視野を広く持ち、正確な判断を行う当時の体験は、先読み力や俯瞰力など自分の成長に直結しました。いま量販店は当社のお取引先様において中心的な存在となっていますので、計画的に数字を達成していくための確度の高い計画立案に、当時の経験が大きく生かされていると感じます。

他社の文化と人脈を経験し、
新たなフェーズへ進めた

もう1つの分岐点は、住友ゴム工業への出向です。経験したことのないビジネス企画の仕事は、まったく勝手が違いました。部署や業務…あらゆる環境が変わりましたが、自分だけはなかなか変えられない(笑)。というのも、トレンドや販売戦略との関係で2年半くらい先を見つつ、企画から発売まで2年ほどかけてクラブをつくる、広域量販店を担当していた頃よりさらに未来の時間軸なんです。それほどの長期ビジョンに基づいて仕事を進める、そのペースを掴むまでが大変でした。他にも苦労したのが、グローバルビジネスの場でさまざまな国の人たちと、各々の文化に合わせたコミュニケーションを行うこと。語学は苦手でしたが、会議や議論にも参加していたんですよ(笑)。いま思えば、良い経験をさせてもらったなと感じています。
現在のDSMにおける販売企画の仕事では、住友ゴム工業と密接にコミュニケーションを取りますので、当時培った人脈は大きな財産になっています。いまでも困った時など、当時の同僚にはすごく助けてもらっていますね。

VISION

自分の根元にある “商品愛” をお客様にも伝えていきたい

私の願いは、関わった商品が多くのお客様に最高の安心とヨロコビをお届けすること。DUNLOPが支持され続けることです。ずっと大事にしている言葉があって、「自社の製品は、自分の子どもだと思え」というもの。大切な娘が嫁入りする…それくらい自社製品を愛さなければ、取引先で可愛がってもらえるはずないだろう。若かりし私に、そう教えてくださった方がいらっしゃいました。どんなに多忙でも、その想いを忘れずに仕事へと取り組んでいます。担当する“自分の子ども”が多くの方に愛されること、それが私の目標なのです。

※所属・職位は掲載日時点の情報です。

※文中の「DSM」はダンロップスポーツマーケティングの略称です。

SCHEDULE

スケジュール

  • 8:15

    出社

  • 9:00

    始業

    メールや問い合わせの対応を行います。

  • 10:00

    資料作成

    市場販売データのまとめなどを行います。

  • 12:00

    昼食

  • 13:00

    会議

    商品関連会議を行います。(対神戸チーム)

  • 14:30

    資料作成

    新製品の説明プレゼン資料を作成します。

  • 16:30

    打ち合わせ

    商品関連の打ち合わせを行います。

  • 17:30

    内勤業務

  • 18:00

    退社

CAREER PATH

キャリアパス

  • 2005

    当時のダンロップスポーツ中部に入社

    三重県エリアを中心とした専門店・ゴルフ場の営業担当

  • 2009

    ダンロップスポーツ中部内で部署異動

    中部地区の百貨店、GMSの営業担当

  • 2013

    ダンロップスポーツマーケティング
    に統合

    大手量販店の営業担当

  • 2020

    住友ゴム工業に出向 
    ゴルフビジネス部

    ゴルフクラブのビジネス企画担当

  • 2023

    ダンロップスポーツマーケティングに帰任 ゴルフ販売企画部

    ゴルフクラブ「ゼクシオ」の販売企画担当

OTHERS

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